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薬剤師・医療事務員を対象にした危険予知トレーニングワークショップの実施

学会

2017年7月1日

大会名 医療薬学フォーラム2017
会期 2017年7月1日・7月2日
会場 鹿児島市民文化ホール
演題名 薬剤師・医療事務員を対象にした危険予知トレーニングワークショップの実施
発表形式 ポスター発表
演者名 長尾 尚俊、東島 彩香、水町 隆平、矢敷 潤、櫻井 瞳、田代 泰理、近藤 優樹、河野 吉昭、香月 信一郎、木戸 宏幸、湯川 栄二
目的 当グループではバーコード読み取り式調剤支援システムの導入やグループ店舗間でのヒヤリ・ハットデータ集計・共有システムの構築など、医療安全に関するハード面の対策を積極的に行っている。今回はソフト面の対策を強化するため、薬剤師・医療事務員を対象にした危険予知トレーニング(以下、KYT)のワークショップを開催した。
方法 平成28年6月18日、7月26日、10月20日にワークショップを全3回開催した。前半は医療安全の講義、後半は写真KYT4ラウンド法をスモールグループディスカッション形式で行った。KYTの経験がない職員も多いため、第1回は概要の説明と実例の紹介を行い、KYTの題材は、KYTの趣旨を理解しやすいものを選んだ。第2回、第3回は実際にヒヤリ・ハット報告の多い場面の写真を用いてワークショップを行った。
結果・考察 今回のKYTワークショップで医療安全文化の構築に向けての土台作りを行った。KYTを根付かせるための継続的な医療安全教育を推進するために、それぞれの薬局でリスクマネージャーを選定し、医療安全委員会を定期的に開催している。今後は薬剤師・医療事務員の専門性に特化したKYTへと応用していく必要があると考える。なお、今回のKYTワークショップの内容は冊子にまとめ、グループ店舗内でいつでも閲覧できるように配置した。

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