小児の服薬指導に関するアンケート調査と説明書の作成
学会
2018年11月24日
大会名 | 第7回日本小児診療多職種研究会 |
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会期 | 2018年11月24日・11月25日 |
会場 | 北九州国際会議場 |
演題名 | 小児の服薬指導に関するアンケート調査と説明書の作成 |
発表形式 | 口頭発表 |
演者名 | 近藤 優樹、前田 恵理、矢敷 潤、東島 彩香、江口 麻夏、長尾 尚俊、河野 吉昭、香月 信一郎、木戸 宏幸、湯川 栄二 |
目的 | 小児に医薬品を使用させる時、その難しさや不安を感じている保護者が多い。そのため、様々な剤形の薬の使い方についてアンケート調査を行い、アドヒアランス不良の要因となり得る事項に対する説明書を作成し、アドヒアランス向上を試みた。 |
方法 | 2015年12月1日から29日までの29日間にゆうゆう薬局で処方せんを応需した10歳未満の小児の保護者に調査を実施した。 |
結果・考察 | 105名の対象患者の保護者のうち97名(92%)から回答を得た。使用時に困ったことや分からなかったことがあると回答した保護者は56名(58%)であった。アンケート結果から、問題点を解消できるような粉薬、漢方薬、水薬、坐薬や点眼薬などの説明書を作成した。不安要因に対して重点的に指導することで、アドヒアランス向上にも繋がると考えた。今後は作成した説明書を活用することで、小児や保護者にとってより良い情報提供を行い、アドヒアランス向上に努めたい。 |