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市販の服薬補助ゼリーを用いた球形吸着炭細粒のインドール吸着能の評価

論文

2021年12月17日

雑誌名 九州薬学会雑誌 Vol.75 2021
表題 市販の服薬補助ゼリーを用いた球形吸着炭細粒のインドール吸着能の評価
Evalution of Indole Adsorption Ability of Spherical Carbon Absorbent Granules using with Commercial Available Deglutition Aid Jelly
著者名 湯川 美穂、大波多 友規、堤 広之、湯川 栄二、池田 浩人
要旨 慢性腎不全患者への球形吸着炭細粒(Spherical Carbon Absorbent Granule:SCAG)の投与は、腎機能悪化を遅延させる薬物療法の一つである。SCAGは、1回の服用量が2gと多く、服用後は口腔内にざらつき感が残る。服用しにくい薬の服用時には服薬補助ゼリーを利用することがある。今回、SCAG3製品および市販の服薬補助ゼリー4製品を使用し、インドールを尿毒素モデル化合物としてSCAGのインドール吸着能を検証した。溶液中の遊離インドール濃度を吸光度測定により求め、インドール吸着除去率を算出した。服薬補助ゼリーを混合して180分後のインドール吸着除去率は、すべてのSCAGにおいて90%以上に達し、服薬補助ゼリーの種類によるSCAGのインドール吸着能に対する影響はほとんどないことが確認された。したがって、服薬補助ゼリーを使用してSCAGを服用した場合、慢性腎不全による尿毒症治療に大きな影響を及ぼさないと考えられる。

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