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プロキロ

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2022年1月20日

小児の抗生物質などの薬剤量が体重に対して適正かどうかわかる計算機を作ってみました。

濃度、体重、プロキロから1日量を求める

濃度 
体重  kg
プロキロ  mg/kg/day
1日量  g/day

例えばメイアクト10%を体重10kgの小児に投与する場合、メイアクトは9mg/kg/dayなので、上から10、10、9と入力すると、1日量が0.9gになると思います。


濃度、プロキロ、1日量から体重を求める

濃度 
プロキロ  mg/kg/day
1日量  g/day
体重  kg

例えばオゼックス15%が1日量1.6gで処方されていた場合、オゼックスは12mg/kg/dayなので、上から15、12、1.6と入力すると、体重は20kgであると推測できます。


濃度、体重、1日量からプロキロを求める

濃度 
体重  kg
1日量  g/day
プロキロ  mg/kg/day

例えばワイドシリン20%が体重10kgの小児に1日量1.5gで処方されていた場合、上から20、10、1.5と入力すると、30mg/kg/dayとなり適正範囲(20~40mg/kg/day)であることがわかります。

小児の抗生物質の量は成人の量を超えることはないので(例外あり)注意しましょう。

ところでなんで「プロキロ」というんでしょうかね。prokilo?ドイツ語でしょうか。

ケミストでは引き続き「ブログ」のテーマを募集しています!
調べてほしい、まとめてほしい薬の情報がありましたら教えてください。

この記事を書いた人
みやの
Web・DTP担当

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